出発前

10)アドバイス


持ち物に関するアドバイスは、たくさんある旅行ガイドに譲り、ここではクレジットカードと書類コピーについてのみ挙げておきます。

フランスでは日本以上にキャッシュレス化が進んでいます。現金を受けつけない券売機なども珍しくありません。例えばブルゴーニュ大学の学食(Resto U)では、クレジットカードでしか支払いができません。気をつけましょう!

またいざというときに備えるためにも、クレジットカードやデビットカードを持参すると安心です。ただし、日本で発行されたクレジットカードを受けつけない機器もありますので(SIMカードの自販機など)過信は禁物です。あるていどの現金は出国前に用意し、できれば分散させる形で持参するとよいでしょう。

パスポートや保険証書をはじめ、大切な書類はコピーをとり、実物とは別のところに保管して、できれば日本のご家族にも預けておきましょう。万一の盗難や紛失の際に、コピーがあると再発行がスムーズにできます。スマートフォンに画像の形で保存しておくのも便利ですが、鞄ごと盗難にあうなどの事態が起きれば、スマートフォンも一緒に失われてしまうかもしれません。鉄道の乗車券など、「スマートフォンの画面表示で可」の場合も、万一に備えて印刷しておくと安心です。

下記の重要な書類については、少なくとも2部ずつ、コピーを作成しておきましょう。重要な電話番号やメールアドレスのリストも、複数の方法で参照できるようにしてください。

★重要な書類のリスト

– パスポート

– 航空券

– 保険証書

– ブルゴーニュ大学での登録に必要なすべての書類

– 大学寮に入るために必要なすべての書類

書類のほかに、顔写真も何枚か用意しておきましょう。諸手続きで必要となることがあります。もちろんフランスでも撮影できますが、パスポートと同じ写真を焼き増ししておくことを奨めます。パスポート用のサイズ、免許証や学生証用のサイズを用意しておくと安心です。

なお、すべて書類が整ったら、忘れずに(出発前に)、すべてを愛媛大学国際連携推進機構(IIR)に提出することをお忘れなく。そして、以下いずれかのサイトに登録することも忘れないでください。

  • 3ヶ月未満の滞在の場合、「たびレジ」に登録(外務省の海外安全情報配信サービスです)。
  • 3ヶ月以上の滞在の場合、「ORRnet 」に登録(外務省の在留届オンライン届出システムです)。